見た目に美しく、大粒で、バカ旨で、バカ安。 これぞ秋の味覚!!【岡田果樹園】の取れたてぎんなん。
給田からほど近い、三鷹市北野。
たまたま通りかかったら、こんな看板が目に飛び込んできました。
おおっ!
銀杏の直売だ!!
【岡田果樹園】さん。
ぎんなんを栽培している果樹園のようです。
広大な敷地に植えられたイチョウ。
見事な紅葉ですね。
イチョウの木って、神社とか公園とかに何となく生えているイメージで、こんな風に「果樹園」で栽培されているのは初めて見ました。
ともあれ、取れたての新鮮なぎんなんをGETすべく、小走りになるボク。
きっと、あの奥に見えるのが直売所です。
上記の貼り紙にぎんなんの販売は「12月初旬頃まで」とありましたが、この日はすでに12月初旬。
「まだあるかな〜」と…
キウイしか見当たりません。。。
遅かったか!?
それにしても、これはもの凄く立派なキウイですね〜。
2Lサイズとのことですが、横にあったLサイズは4個で300円。
さすが直売所。
新鮮で高品質な果物が、こんなにもお手頃価格で手に入るんですね。
でも。
ボクのお目当てはぎんなんです。
「すみませ〜ん」と恐る恐るお店の方に聞いてみたら、「ありますよ」とのこと。
やったー!!
しかも、バカ安。
この量でたったの200円(税込み)です。
しかもですね、この200円の客のために、ご主人とおぼしき方が、丁寧に大粒のものだけをより分けてくれたんですよ。
だから、ほら。
一粒一粒がこんなに大きくて立派。
と〜っても美しいですね〜。
食べるのがもったいないくらい。
でも、食べます。
ぎんなん、大好きだから!!
ということで、ご存じかとは思いますが、銀杏の一番簡単な食べ方もご紹介しましょう。
まず、ペンチで空を割ります。
必ず、この角度で挟んでくださいね。
丸い部分を挟むと、中身がぺしゃっと潰れてしまいますから。
こんな感じで、殻だけ割ります。
くれぐれも力を入れすぎて粉々にしてしまわないように、ひびを入れる感じで大丈夫です。
全部割ったら、フライパンでから煎りします。
中火〜弱火で、コロコロと転がしながら、じ〜っくり。
仕上げにお好みで塩を振って、できあがり〜。
ん〜…
ぎんなんって、どうしてこんなにおいしいんでしょう!
苦手な人も多いみたいですが、この何ともいえないほろ苦さがたまりません。
許されるものなら、何十個でも食べられそう。
でもね、ご存じでしたか?
ぎんなんは「食べ過ぎ注意」なんですよ。
というのも、ぎんなんにはビタミンB6の働きを阻害する有毒成分(4′-O-メチルピリドキシン)が含まれていて、これは加熱しても消失しないとか。
じゃあ、いくつまでならいいのかというと、これは体質などによってかなり個人差があるようで、5〜6個で嘔吐、けいれんなどの中毒症状が出る人もいるため、はっきりしたことはいえないみたいですが、大体の目安としては大人で40個、子どもは6〜7個まで、といわれているようです。
また、特に5歳以下のお子さんには与えない方がいいとのことですので、十分にご注意を。
つまりはまあ、「大人の嗜みとしてほどほどに」というのが、ぎんなんの正しい楽しみ方ということですね。
そうそう、帰りがけにふと【岡田果樹園】さんの敷地の中を見直したら、大ぶりのみかんのようなものもたくさんなっていました。
もう少ししたら、これも直売所で買えるのかな〜。
きっとスーパーで買うより新鮮でお安いと思うので、年が押し迫ってきたらお正月用に買いに来ようかな、っと。