猛暑の【給田水無公園】で、自然観察。でも暑すぎるから、よい子はあまりマネしないでね〜。
最初にお断りしておきますね。
とにかくもうこの暑さですから、大人も子どもも長時間の外遊びは危険です。
なので、これから公園のご紹介なんかしてしまうわけですけど、どうか外出時は帽子を忘れずに、水分補給はしっかりと、熱中症に十分に気をつけながら行動してくださいね。
ということで、こちら。【給田水無公園】です。
猛暑も猛暑、陽向に立っているだけでボーッとなってしまうような暑さですからね、さすがに人っ子一人いません。
猛暑の【給田水無公園】は、〝人無し公園〟。
なんちゃって。
でもでも、これでいいと思います。
公園というのは近隣住民の憩いの場。
危険を冒してまで利用するものではありませんから、これぞ「健全な公園の在り方」なのではないでしょうか。
な〜んていいながら、カメラ片手に炎天下の公園をうろうろしているボク。
もちろん、水分をたっぷり摂りつつ、できるだけ木陰を選んで移動したのですが、それでもやっぱり暑かった〜!!
ともあれ、公園のご紹介に戻りましょう。
まず目に付いたのが、この遊具。
ジャイアンタイプのお友だちにやたらとぐるぐる回されて、ふらっふらになってしまうやつです。
懐かしいですね〜、最近ではあまり見ないような気がしますが、この使い込まれた様子を見るに、きっと近隣の子どもたちに人気があるんでしょうね。
そしてこちらは、遊具というより体操競技用の設備のよう。
かつてここで平行棒や吊り輪の練習をしていた子どもが、ついに来年の東京オリンピックに出場!!
な〜んてドラマはないものでしょうか。
全体に細長いこの公園の反対側には、こんな木製のおしゃれなスロープがあり、登った先にはテーブルとベンチが。
こんなに暑くなければ、のんびりとお弁当を食べたりするのに良さそうな雰囲気ですね。
と。
このベンチ。
背もたれ部分が不思議な形をしていますね。
なぜこんな形をしているのでしょう?
ストレッチ用?
背中をぐーっと伸ばして背筋を鍛えるためのものでしょうか。
まさか、ね。。。
おっ!
水無公園に、水道設備を発見!!
まあ、騒ぐほどのことでもありませんが…。
ということで、季候さえ良ければなかなかに快適そうな公園ですが、よくよく見ると周囲にはけっこう自然がいっぱい。
人がいようといまいと草花は自生し、虫たちは繁殖して、それぞれの夏を謳歌していました。
う〜ん、我ながらちょっと詩的。
野性味あふれる、ハイビスカスみたいなこの花は、〝モミジバアオイ〟。
夏を代表する花の一つです。
小さな虫に蜜を吸われているのは、松葉ボタン。
英名では「eleven o’clock」。「朝咲いて昼前にしぼむ」からだとか。
こちらはちょっと夏バテ気味?
ユリ科の多年草〝アガパンサス〟です。
これは…〝サルビア・アズレア〟でしょうか。
花が終わりかけているのでよくわかりませんが、何だかシソの実みたいですね。
そしてこちらは、オシロイバナ。
子どもの頃、この種を取るのがおもしろかったことを思い出します。
よく見ると、茎と茎の間に蜘蛛が糸を張っています。
これ、ニラの花っぽいですが、もしそうならこんなところに生えているのが凄いですね。
う〜ん…アジサイの花って、こんなになっても散らないものなのかぁ…。
ちょっと不思議に思って調べてみたら、この花びらみたいに見えるものは、実は「がくへん」なんだそう。
つまり、果物の「ヘタ」の部分。
実が熟すまで守る役目を負っているので、花の時期が終わってもこうしてしっかり残っているというわけです。
ふ〜ん。知らなかったなぁ…。
はい、では最後にこちら。
暑い暑い夏といえば…セミの抜け殻で〜す!!
いや〜、久しぶりに見ましたね。
ものすごく夏休みっぽいですね〜。
ということで、水無公園の自然観察はこれにて終了。
子どもの頃、9月1日の始業式から帰ってきてからしぶしぶテキトーにでっちあげた自由研究より、ちょっとはマシなレポートになった感じで、満足、満足、自己満足のからすけでした〜。