思い出インマイヘッド!の無限ループ。お菓子のデパート『おかしのまちおか 千歳烏山店』
タラタラしてんじゃねーよ
なんという商品名だろう、、自身の原材料が鱈(タラ)であるにもかかわらず、、なんという捨て鉢な言い草。
しかし、そこに描かれたパンクロッカーの姿には、彼の抱える悲哀ともいうべき”自己矛盾”が垣間見える。思春期に抱える”やり場のない怒り”が、自身の原材料がタラであるにもかかわらず、タラタラという形容詞をもって、それを蔑ずませてしまうのだ。その侮蔑的に放たれた言葉の矛先が自身にも向いているということは知らないまま、、。
これはつまり、ある”個”がアイデンティティを形成するうえで、避けられないであろう自己矛盾の存在を示唆しながら、我々の抱える『自己同一性とはなにか?』という根源的なテーマを問う、お菓子なのかもしれない。
ということで、お菓子がたくさんあるお菓子の総合百貨店『おかしのまちおか』千歳烏山店さんにお邪魔しまーす。
店頭に限定セール中のお菓子発見!
ばかうけの『ごま揚しょうゆ味』が税込み117円だって!?
なんという、、これはお煎餅系のお菓子でもトップクラスに美味しい代物、。むしろ値上げしても売れるであろう逸品だ。うーむ、恐るべし、。心して店内に入らなければ、あっというまにやられてしまいそうだ。
いざ入店。
うおー!
入店してすぐに抗うことの出来ない”楽しさMAXお菓子陳列”に直面。私はアラフォーの男だが、すぐに、自分を保つことが難しいことや、冷静にいることの意味のなさを悟った。
そう、”おかしのまちおか”に来たのだから、”おかしのまちおか”を楽しめばいいのだ。
あの日、ディズニーランドに行って、ミッキーに素っ気無い態度で過ごした自分を思い出す。
そんな”気恥ずかしさ”や”未熟”さの延長にある自己保身を”自分を保つ”などと呼んでいるならば、勘違いも甚だしい!そんなものは今すぐに捨ててしまえ!
40手前のおじさんは、おかしのまちおか店内で自問自答した結果、おかしのまちおかを楽しむことにしました。
まずは定番”うまい棒”の新作をチェック!
なんと『シュガーラスク味』とな、うまい棒のラインナップも日々進んでいますね。
こちらは『チキンカレー味』とのこと。
いずれも初見なので買ってみよう。ただ、個人的にはうまい棒はやはり『やさいサラダ味』に限る!
出た~!ヤングドーナツ!
幼い頃、狂ったように食べたヤツだ。いまはシリーズでビッグドーナツなるものがあるんですね。
とりあえず、買います。
そして、これ。
知らない人はいないであろう、謎お菓子。
”さくらんぼ”とは書いてあるものの”さくらんぼ”ではない、例のネチャネチャしたお菓子だ。
一粒ずつ食べたり、もしくは爪楊枝にすべてをブッ刺してワイルドに串刺し形式で食べたり、その日の気分に合わせてお好みで食べれるお菓子だ。ああ、懐かしい。
そして、、これだ。
プチプチ占い
チョコのお菓子。粒のひとつひとつに占いの項目が書いてあり、開けるごとに包装の裏に結果が書いてあるという画期的な駄菓子。これに関してはいろいろな思い出がフィードバックしてくる、、特に思い出深い駄菓子なので、後から別の記事を書かせてください。
とにかく「おかしのまちおか」に入ったらあなたもいろいろ思い出すはず。ぜひお菓子だけのお買い物を楽しんでみてください~。