どこもかしこもドロドロで、誰もがみんなのびのびイキイキ!! 北烏山の〝泥んこ天国〟【もぐら公園】
いや〜、正直、久しぶりに見ました。
夢中になって泥んこ遊びをする子どもたちを!
昭和生まれのボクが子どもだった頃は極当たり前の光景だったんですけどね、最近ではまず見かけませんよね、こんな〝泥んこ天国〟。
ここは北烏山にある、烏山プレーパーク(通称【もぐら公園】)。
世田谷区から委託を受けた「プレーパークせたがや」というNPO法人の事業の一環として、「子どものやってみたい気持ちを応援する」専門的な研修を受けた職員〝プレーワーカー〟と〝世話人〟と呼ばれる地域住民によって運営されている公園です。
まあ、とにかく見てください。
それはもう、どこもかしこも泥だらけで、凄いことになっています。
取材当日はあいにくのお天気だったので、さすがに子どもの数は多くありませんでしたが、それでも誰もが元気いっぱい、イキイキと本当に楽しそうに遊んでいました。
いいですね〜。こういうの。
抗菌・除菌・消臭ブームといいましょうか、とにかく清潔第一の昨今の風潮の中、子どもたちがどろっどろですよ、どろっどろ。
水と泥だけで遊べるなんて、子供ならではの想像力の発露ですよね〜。
こんなに小さい子まで、手も足も泥だらけです。
こちらはプールのようですが、これもまた。。。
見るからに面白そうな手づくり遊具の数々も。
子どもの冒険心をくすぐるラインナップで、その成長に欠かせない〝遊ぶ力〟をすくすくと育んでくれそうですね。
こちらは管理棟でしょうか、10:00~18:00の時間帯は〝プレーワーカー〟や地域の〝世話人〟の方が園内にいらっしゃるようで、休園日は月曜日と火曜日だそうです。
ということで、ご紹介が遅れましたが、こういう趣旨で運営されているのがこの【もぐら公園】です。
自分の責任で自由に遊ぶ。
素晴らしいですね。
もしかしたら、昨今ではなかなか理解されない考え方かもしれませんが、ボクは大賛成です。
大人が眉をひそめるような汚いことや危ないことって、実は子どもの感性を磨いていくれる大切な体験だったりしますから、もちろん限度問題ではありますが、「あれもダメ、これもダメ」ばかりでは創造力豊かな人間にはなれませんよね、きっと。
思う存分泥んこ遊びをしたり、高いところから飛び降りてみたり、ところかまわず走り回って転んだり…。
【もぐら公園】は、そんな子どものための自由な遊び場というわけですね。
ご興味のある方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう?
尚、「プレーパークせたがや」は、日常的にこの【もぐら公園】のような遊び場を提供しているだけでなく、キャンプや、演劇、ライブイベントなどの様々なイベントを通して、子どもが自由にいきいきと遊べる社会をめざして、乳幼児から思春期の青年、そしてパパやママたちも含めた地域の子育て支援に取り組んでいるそうです。
また、【もぐら公園】での活動の様子はこちらに詳しく載っていますので、ぜひご参考に。
さて、ボクも仲間に入れてもらおうかな〜。
カラスはもともと黒いから、泥だらけになっても気にならないしね!