北烏山に凄いベーカリーを発見! パンが秘める楽しさとおいしさのポテンシャルは無限大だ!! 【ぱんや照光】

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ボクは今日、かわいくって、楽しくって、その上ものすごくおいしいパンたちに出逢いました!
なので、このうっとうしい梅雨時にとってもハッピーな気分。
皆さんにも、この幸福感をちょっぴりお裾分けしましょう。

場所は北烏山。千歳烏山駅より、井の頭線の富士見ヶ丘駅の方がずっと近い感じの住宅地。
【ぱんや照光】さんは、失礼を承知でいえば「え? こんなところに?」というところにある、かわいらしい店構えのベーカリーです。


さっそく入ってみましょう。

 

 

ほ〜!!
あるわあるわ、こじんまりした店内に、ものすごいバリエーションのパンがずら〜りと!!
しかも、その一つひとつが非常に凝っていて、何というか、そう、〝ただ者〟じゃない感じ。

一目で、た〜っぷりの手間と深〜い愛情が込められているのがわかるパンたちですね〜。
あ゛〜!!
もう、できればあれもこれも全部買い占めたい!!
などと、いっそのことこのお店近くに引っ越してこようかとさえ思いつめていたところに、「ご試食どうぞ」とお店の方が勧めてくださったのは、こちら。

ひえ。おいしすぎる。。。
しっかりとした歯ごたえのあるパンで、噛めば噛むほど口中にフルティーな酸味がじんわりと広がっていく感じがたまりません。
薄くカットしてクリームチーズなどをのせ、カナッペにしてもいいかも。

 

こういうパンがしっかりおいしいということは、きっと他のものも全部おいしいに違いない。
う〜ん。
これはますます迷ってしまうなぁ。。。


とはいえ、いつまでもまごまごしていたら迷惑だし、えいやっと、3種類のパンをチョイス。

お天気の良い日なら外のテラス席ですぐにいただきたかったところですが、あいにくの空模様だったので家に持ち帰ることにしました。

そうそう、このロゴ・マーク、とってもステキなんですが、店名が「照光」というはちょっと変わっていますよね。
ご主人にうかがうと、お父様のお名前だとか。
ほっこりしますね〜。

 

ということで、ここからは購入したパンのレビューです。
まずは、こちら。

「カマンレモン」240円。
ちょっとびっくりするほどふわっふわっのブリオッシュ生地と、とろ〜り甘酸っぱいレモンクリームの相性がバツグン。
しかも…

中に入っている濃厚なカマンベールチーズが絶妙なアクセントになって、生地、レモンクリーム、チーズのゴールデントライアングルを結成。
口中で見事なハーモニーを奏でます。
「ずーっと食べていたいからなくならないでくれ…」などと思いながらも、ちぎっては食べ、ちぎっては食べ…。

 

当たり前ですが、最後にはなくなってしまったので、泣く泣く次です。

「かっぱいん」250円。
輪切りのパインをカッパのお皿に見立てた見た目にユニークなパンです。
抹茶とマカダミアナッツが入っている生地は、もっちりとした食べ応え。
ちょっと残酷な絵柄になりますが、中にはチョコクリームが入っていて…

このクリームが、また。
濃厚なのに甘すぎず、なめらかでとっても品のいい舌触り。
正直、今までに食べたことのない種類のおいしさです。
チョコクリームの瓶詰めも、ぜひ販売していただきたい!!

そして最後は、「コーンパン」130円。

普通のコーンパンとは違います。
ベーグルっぽくて、もっちもち。
シンプルな分、素材の良さがしっかりと味わえる、朝食にぴったりな逸品。
何なんでしょうね、何が違うんでしょうね、うまくいえないんですが、これはホンモノです。

 

う〜ん。。。
凄い! と思いました。率直に。
おいしい! と感じました。しみじみと。

 

有名ベーカリーで長年修行をされたのち、ちょうど1年ほど前にこのお店をOPENされたというご主人。
アイデアにあふれたその〝作品〟たちは、見た目にかわいく、ネーミングも楽しく、その上ものすごくおいしいという、驚くべき完成度。
パンが秘める楽しさとおいしさのポテンシャルは無限大なんだな〜と、心から感動しました。

 

そしてまた、一緒に働いておられる奥様もかわいらしい店員さんもとっても温かくやさしい方々で、そのまごころのこもった接客が、ご主人の生み出すおいしいパンたちの魅力を倍加させているようにも感じました。

 

あるんですね〜、こういうお店。
幸せですね〜、千歳烏山の皆さん。
南烏山や給田、粕谷の方々にとってはちょっと遠い場所かもしれませんが、自転車やお車で、ぜひ一度行ってみてください。

 

ボクは近いうちにまた行きますよ。
そして今度は、このフランク系のパンをいただいてみます。
絶対においしいという予感しかしませんので!!

 

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