1964年創業!バラエティー豊かな菓子パンの数々【手作りパンの木村屋】
粕谷3丁目にあるパン屋さん【手作りパンの木村屋】さん
レトロな外観でガラス越しにたくさんのパンが並んでいるのが見えます。
写真左下にいるかわいいキャラクターはアンパンマン?と思いきや、頭がプリン(?)のような。
店の奥にはアンパンマンキャラクター達に囲まれた”まねき猫”も見えます。なんかこういうの好きだな~
“自家製!焼きたて”の文字。いわゆる『町のベーカリー』として完璧な雰囲気。そして、店内に入るとずらっと並ぶパンの数々。
菓子パンのバラエティーがすごい!
甘食も作られているあたりにレトロな雰囲気&さすがさを感じます。
『プリンパン』が名物のようで、パンの中にプリンが一個入っているという斬新なアイディア。なるほどその手があったか~。窓際に立つキャラクターはさしずめ”木村屋のプリンパンマン”といったところでしょう。後ろから見るとマントにも木村屋の文字が入っていて、その後姿に硬派な印象を受けます。やさしい笑顔とは裏腹にすごい強かったりして。
たのしくパンを選んでレジへ行くとやさしい店員のおばあちゃんが話しかけてくれました。
いろいろお話をうかがっているとなんと1964年創業とのこと!50年以上もこの地でパン屋さんを営んでいる由緒正しきパン屋さんでした。バラエティー豊かな菓子パンは「思いついたらすぐ作ってみて自分で食べてみるの」ということで、おまけで試作品を一つくれました!プリンパンもこの思い付きから出来た傑作なのでしょう。
またお店の中には駄菓子を置いているコーナーも、なぜ駄菓子?と聞いてみたところ「いつも小さな子供が喜ぶから置いてるの」というお答え。
あぁ、このパン屋さんはこの街を愛しながら、この街に愛されているんだなということがすぐに分かりました。
営業時間の表記の仕方にも街と一緒に暮らしてる様子が感じ取れます。街の人が朝の出勤に買って行ける時間に店を開け、お店が閉まる時間には「~ぐらい」付け加えている、こういう感じ、好きだなぁ。
買ったパンをさっそく公園のベンチで頂きます。
ロールケーキの中にはあんずジャム。手作りならではの美味しい生地にあんずジャムが絶妙な相性。
きっと、何年も前におばあちゃんが「あんずジャムが一番合いそう」と思いついて作られたものなのでしょう。
粕谷3丁目のパン屋さん【手作りパンの木村屋】さんは歴史に裏打ちされた実力の菓子パンの数々と、優しい雰囲気で街に愛されるすばらしいパン屋さんでした。