頑張れ、街の本屋さん‼︎こういう時代だからこそ全力で応援したい新刊書店【烏山書房】
その街の文化レベルを知りたいなら、地元の本屋さんに行け!
というのは、昔の話。
ここ数年、ECサイトや大手古書チェーンの台頭で、悲しいことにいわゆる〝街の本屋さん〟は次々と姿を消していっています。
あるデータによると、日本の書店はここ20年で半減しているとか。また、何と毎日3店のペースで閉店しているという新聞記事もありました。
実際、千歳烏山駅周辺でも、2019年4月末現在新刊書店は2件しかないようですから、何とも淋しい状況ですね。
つまりはそんなご時世なので、地元の書店を覗いたところで先の法則も成り立たなくなっている感じです。
う〜ん、頑張れ‼︎ 街の本屋さん!!!
ということで、今回は千歳烏山駅近の新刊書店、その名も【烏山書房】さんを全力で応援したいと思います。
店名に地名が付いていることからも察せられるように、かなりの老舗です。
前述の通り、最近ではどこの街でもあまり見かけなくなってしまった、The 街の本屋さん。
広々とした店内は通路もゆったりとってあり、じっくりと書棚を見て回れます。
ところで、からすけは本屋さん特有の紙とインクの匂いが大好きなんですが、「本屋さんにいるとトイレに行きたくなる」という俗説をご存知ですか?
何でもこれは「青木まりこ現象」というそうで、医学的・心理的観点から研究をしている識者もいるそう。
とはいえ、いまだにはっきりとした科学的根拠はないようですが、きっと誰にでも覚えのある体験ではないかと思います。
一説には、この紙とインクの匂いが関係しているとかいないとか。
なんなんでしょうね、あの感覚。
でも、実際にそういう人が多いからこそ、こんな商品も発売されているみたいです。
「本屋の香り」で便秘を改善しようというスプレー。
近畿大学工学部の野村正人教授監修だそうで、本屋さんや図書館で集めた数百種類の香りサンプルを研究して開発されたとのこと。
世の中にはこんな凄いことを考え、またそれを商品化してしまうガッツある会社が存在しているのですね〜。
と、そんなことを思いながら書棚を物色していると…
実にタイムリーなベストセラードリルがありました。。。
まあ、尾籠な話はこれくらいにして、本題に戻りましょう。
【烏山書房】さんは、売り場面積に比してコミックがとても充実しています。
壁面2面にわたって、ぎ〜っしり。
コミックといえば電子書籍全盛の時代。でも、時には寝転がりながら紙の漫画本を1ページずつめくりながら読むのもまたいいものですよね。
さらには、紙の本を購入するにしても、ネットでレビューを参考にしてささっと注文するのがトレンドでしょうが、やっぱりリアル書店で実際に〝ブツ〟を手に取って、パラパラと中身を確認しながら選びたい、と思うのはボクだけでしょうか。
いえいえ、同感してくれる方もきっとたくさんいるはずだと信じます。
だって、こうして老舗の本屋さんが元気に営業しているわけですから。
ということで、最後にもう一度、心を込めて叫びます。
頑張れ‼︎ 街の本屋さ〜ん!!!