じーっと持ち主を待っています⁉︎ 区立【みどり会館】そばの垣根に、冬の名残りの落としもの。
今回は、寺町通りレポートのスピンオフです。
駅の方から寺町通りをずーっと行って、 「寺町通り高速下」という交差点を左へ。

しばらく行くと、世田谷区立の葬祭場【みどり会館】さんがあります。

取材当日は東京各地の桜もそろそろ終わりかけの時期でしたが、ここの桜はまだ満開。


花壇に咲き乱れる花々も、今を盛りとその美しさを誇っていました。

さすがは葬祭場。
ご遺族の心を少しでも癒そうという、細やかな心づかいを感じますね。
ところで、今さらいうまでもありませんが、ボクはカラス。
新元号の典拠でもあるかの万葉集の時代から、「濡れ羽色」といわれる真っ黒な羽で全身を鎧っています。
いわば一年中礼服を着ているようなもので、こういう場所に来ても失礼のない見た目だとは思うのですが、とはいってもやっぱり葬祭場にカラスがいたら、ちょっと、ね。

さすがは葬祭場。
ご遺族の心を少しでも癒そうという、細やかな心づかいを感じますね。
ところで、今さらいうまでもありませんが、ボクはカラス。
新元号の典拠でもあるかの万葉集の時代から、「濡れ羽色」といわれる真っ黒な羽で全身を鎧っています。
いわば一年中礼服を着ているようなもので、こういう場所に来ても失礼のない見た目だとは思うのですが、とはいってもやっぱり葬祭場にカラスがいたら、ちょっと、ね。
ということで、ここは早々に退散することにしました。
施設の詳細は下記をご参照ください。
さて、そうしてUターンをすると…。
施設の詳細は下記をご参照ください。
さて、そうしてUターンをすると…。
これは【みどり会館】さんの手前の民家の生垣です。

きっと落としものなんでしょうね、毛糸の手袋が片方だけのっています。
通りがかりに見つけた親切な方が、拾って目立つ場所に置いておいてくれたのでしょう。
通りがかりに見つけた親切な方が、拾って目立つ場所に置いておいてくれたのでしょう。
そう、これはあの寒かった冬の名残りの落としもの。
うららかな春の陽光という自然の恵みのおかげで、手袋のような人工物に頼らなくてもふらりと外歩きができる季節になり、持ち主の方ももうすっかり忘れてしまっているのでしょうか。
それとも、どこで落としたかがわからず、今でも心当たりを探しては、深くため息をついておられるのでしょうか。
それとも、どこで落としたかがわからず、今でも心当たりを探しては、深くため息をついておられるのでしょうか。
後者であると、からすけは信じます。
なので、この場を借りて持ち主さんにお伝えしたいと思うのです。
あなたの片腕ならぬ片手袋は、ここにありますよ!
と。
あなたの片腕ならぬ片手袋は、ここにありますよ!
と。
ああ、今気がつきました。
この〝ちとから.com〟は、こんな使い方もできるんですね。
この〝ちとから.com〟は、こんな使い方もできるんですね。
このように何かを落としてしまったり、置き忘れをしてしまったり、はたまた大切なペットが迷子になってしまったりした際には、どうぞご連絡を。
微力ながらwantedのお手伝いをいたします。
微力ながらwantedのお手伝いをいたします。
いや〜、なんかちょっとうれしいですね。
自分の存在意義を一つみつけたようで。
自分の存在意義を一つみつけたようで。
よしよし、では帰るとするか。
と、【みどり会館】さんの生垣のところに、こんなものを発見。
オブジェのようにも見えるこれはいったい何?

よくはわかりませんが、なんとなくシュールでカッコいい感じ。
じーっと見ていると、何か手のようなものが…。
じーっと見ていると、何か手のようなものが…。
手‼︎ 手袋‼︎
偶然にもつながりました。
いや、偶然ではないかもしれません。
いや、偶然ではないかもしれません。
これはまさしく、あのカール・グスタフ・ユングが提唱したシンクロニシティ。
もしかすると、持ち主さんが見つけてくれるのを心待ちにしている手袋さんの、強い想いが物体化したものかもしれません(どう見てもこちらの方が先にあったっぽいし、そんなわけはありませんね…)。
もしかすると、持ち主さんが見つけてくれるのを心待ちにしている手袋さんの、強い想いが物体化したものかもしれません(どう見てもこちらの方が先にあったっぽいし、そんなわけはありませんね…)。
ともあれ、手袋さんが無事持ち主さんのもとに戻れることを願って、最後に再会の呪文を唱えておきましょう。
ロクブ〜テ〜‼︎
はい、何もおっしゃらなくてけっこうです。
我ながら非常にくだらないと十二分に自覚しておりますので、読者の皆様におかれましては
どうかご海容くださいませ _◯/¯|_
我ながら非常にくだらないと十二分に自覚しておりますので、読者の皆様におかれましては
どうかご海容くださいませ _◯/¯|_